トピックス一覧

◆8月3日(土) 内科・小児科休診のお知らせ◆


松本院長、学会出席にて不在のため、

令和6年8月3日(土)の 内科・小児科 は 終日休診 となります。

ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

なお、当日の整形外科(北岡医師・9:00~11:30)は通常通り診療します。


     ※外来待合及びホームページにご案内を掲示いたします。 

2024年07月13日

◆7月・8月 整形外科 外来 診察日◆


令和 6 年 7 月
       8 月の 整形外科 外来診察日をご案内いたします。


◯整形外科の診察は毎月第1・第3土曜日 午前中(9時~12時)となります。

令和 6 年
       7 月   6 日 (土)
          20 日 (土)
                        


令和 6 年
       8 月  3 日 (土)
           17 日 (土)
       

  ※診察日が変更となる場合があります。
   変更となった場合は、ホームページおよび外来待合にご案内を
   掲示いたします。
 

2024年06月29日

◆7月・8月 健康診断のため午後診察開始時間変更のお知らせ◆


松本院長、日高村 小中学校・保育園・乳児等 健診健康診断のため、下記日程の午後診察開始時間が変更となります。
ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 


令和 6年

     7 月  5 日 (金) 午後 2 時 50 分~ 診療開始

    

令和 6年

     8 月  2 日 (金) 午後 2 時 50 分~ 診療開始


     ※外来待合及びホームページにご案内を掲示いたします。 

2024年06月29日

◆生活習慣病管理料への移行のお知らせ◆

2024年6月1日から診療報酬が改定になります。今回の改定では、特定疾患管理料の対象疾患から『糖尿病』『高血圧』『脂質異常症』が除外となります。

当院では糖尿病、高血圧、脂質異常症が主病にて通院されている患者さんには以降、生活習慣病管理料(Ⅰ)または(Ⅱ)を算定し、療養計画書をもとに服薬指導などの総合的な治療管理を医師等専門職が行います。
生活習慣病管理料(Ⅰ)もしくは(Ⅱ)のどちらを算定するのかは、疾病の状態等より医師が判断します。
定期受診時に療養計画書について説明を受けたあと、同意書に署名をいただきます。(初回のみ)
また、窓口負担についても、これまでの金額から変更があり、増えるかた、減るかたともにございます。(下記窓口負担)
みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

〇対象:『糖尿病』『高血圧』『脂質異常症』が主病にて通院されている患者さん (ただし、在宅自己注射指導管理料等を算定している方を除く)

〇開始時期:2024年6月1日より
※初回は、療養計画書の作成、ご署名などにより待ち時間が多くかかることがあるかもしれません。あらかじめご了承ください。

〇療養計画書の発行頻度:1~4ヶ月に1回

〇窓口負担:
【現行】
再診料         73点
外来管理加算      52点
特定疾患療養管理料  225点
処方箋料        68点
特定疾患処方管理加算  66点
合計         484点 ※検査費用等含まず

【2024年6月以降】
再診料            75点
生活習慣病管理料(Ⅰ)  610点(脂質異常症)
生活習慣病管理料(Ⅰ)  660点(高血圧症)
生活習慣病管理料(Ⅰ)  760点(糖尿病) 主病によって点数が異なります
処方箋料             60点
合計       745・795・895点 ※検査費用等を含む


もしくは

再診料           75点
生活習慣病管理料(Ⅱ)  333点
処方箋料          60点
合計           468点 ※検査費用等含まず

 

2024年05月31日

令和6年 院長年頭所感

 あけましておめでとうございます。

Covid19の流行以降、インフルエンザは全くと言っていいほど流行が認められませんでした。しかし昨年は3シーズンぶりのインフルエンザ流行が認められ、現在も注意報レベルを持続しています。昨年5月よりCovid19は感染症法上の5類に位置付けられ、インフルエンザと同等になり人々の生活も流行以前に戻りつつあります。一方Covid19は更なる変異を繰り返し、8波そして9波が発生し、この冬においてはCovid19とインフルエンザの流行の共存が見られます。日高クリニックも昨年5月より隔離対策をとってインフルエンザと同様にCovid19の検査体制を整えました。そのせいもあってか、コロナ流行前と同程度の患者さんが戻ってきてくれました。デイケア、グループホームは持病の悪化や、コロナ感染の後遺症で利用者が入院や退所をして減少しました。
今年の干支は辰年です。天高く登る竜に守られる辰年。「強運」や「お金に困らない」といった言い伝えがあります。2024年も景気の良い年になるといいですね。
十二支の中で辰だけが架空の生き物であることに気付きましたでしょうか。トラやサルは動物園で見たことがある人も多いと思いますし、ウサギやイヌに関しては家で飼っているという人もいるでしょう。しかしタツ(竜)だけは誰も見たことがないはずです。なぜか。タツ(竜)は古代中国では、多く王朝において皇帝の権威の象徴とされ、中国でも縁起のよい動物と考えられ、十二支の中に含まれているようです。竜にまつわることわざに僕の好きなのが二つあります。「竜頭蛇尾」とは、初めは勢いがあるが、終わりが振るわないことのたとえです。また、「画竜点睛を欠く」とは、最後の肝心の部分が抜けているために不完全な状態にあることを言います。今年の抱負に重ねて、竜頭蛇尾に終わることなく、また画竜点睛を欠くことなく、持てる力を十分に発揮して、飛躍する一年にしていきたいものです。

追伸
昨年は、阪神タイガーズが、岡田監督のもと1985年以来の38年ぶりの二度目の日本一に輝きました。1985年はちょうど僕が結婚式をあげた年であり、この年に僕より一歳下の岡田監督は選手として5番セカンドで大活躍をしています。岡田監督は、選手をやめてからもコーチや解説者として内外から阪神を観察していました。金本監督、矢野監督が造ってくれたチームだが、竜頭蛇尾に終わり、画竜点睛を欠いていることに気付いて、守りの野球の徹底と守備、攻撃におけるフォアボールの重要性を授けて、大きな補強もなく優勝に導きました。チームリーダーとして素晴らしい。長年の阪神ファンより。         

2024年01月05日

◆ご来院時、マスク着用のお願い◆


        ご来院時のマスク着用のお願い


 当院では、新型コロナウイルスの感染症対策を継続しております。
 令和5年3月13日からマスクの着用は個人判断とはなりましたが、
 ご来院時にはマスク着用をされるよう、みなさまににお願いしています。
 症状の有無に関わらず、可能なかぎりマスクの着用をお願いいたします。
 お子様のマスク着用もお願いいたします。
 みなさまのご理解と感染予防対策への引き続きご協力をお願いいたします。

 日高クリニック 院長
 

2023年03月13日

令和5年 院長年頭所感

 あけましておめでとうございます。

 昨年の10月頃から増加傾向にある新型コロナウイルスの第8波が、年末年始の人々の行動に悪影響を及ぼしています。
 2020年の1月から続いているコロナ感染の流行下、私たちはワクチン接種や感染によって、集団免疫をつけてきました。ところがウイルスも進化を遂げ、免疫から逃れる性質を身に着けてきています。そうなると感染者は減るどころか、高止まりか増加が続く恐れがあります。主流のオミクロン株は、「BA・5」で第7波と同じ変異です。市中に残っていた「BA・5」が再燃している状態と考えられます。ただ海外で見つかったオミクロン株の新たな変異ウイルスが増え始めようとしています。
 こんな状況下での日本のコロナ対応は、いかに社会経済活動を維持しながら感染拡大を抑える、つまりコロナと共存するウィズコロナに舵を切っています。日高クリニックでコロナ患者と距離をとるのは難しいと考えます。
 日高クリニックは、デイケア利用者や外来患者さんをコロナ患者と分ける動線がなく、マンパワーも足りないため、今のところ疑い患者は、専門の発熱外来に紹介するか、自宅で市販の検査キットを使ってもらって陰性ならば、次の診察、検査に移行する体制を取っています。

 感染症の診断で重要なことは、問診で患者さんの周囲の感染症の流行状況を把握することです。気温が低下すれば、ウイルスの活性が高まり、室内の保温のため換気が不十分になります。さらにインフルエンザの同時流行の可能性もあります。今後我々のできることは今まで通り、手洗い、うがいなどの基本的な感染対策しかありません。

 昨年の日高クリニックは、コロナ禍前ほどの外来患者さんの受診はありませんでした。在宅部門のグループホーム、デイケア、認知症対応デイサービスは順調に利用者を増やしてくれました。

 2023年は卯年です。兎は跳ねる特徴があり、このコロナ禍の3年間から大きく「飛躍」し、私達の生活が大きく「向上」する年になって欲しいものです。

 皆さんと一緒にこの荒波を乗り越えていきましょう。この新しい年がより良き年になりますように祈念しまして、年頭の挨拶とさせていただきます。

2023年01月05日

令和4年 院長年頭所感

 明けましておめでとうございます。

 2021年は、コロナ禍の中、大変な 1 年でした。
 医療従事者は感染のリスクの中、本当にご苦労様でした。
 世界中のコロナが早く終息し、再び平穏な生活ができるように切に願うばかりです。

 現在までの新型コロナウイルスの流れを見ますと、日本では2020年1月に発生し、第2波は2020年の8月ごろ、第3波は2020年の年末から年始にかけて、第4波は2021年の4月から5月にかけて、第5波は7月から9月に かけて感染の波がきています。
 夏も冬も春も感染の波がきて、次第に大きな波となっています。 季節との関係性はないと見ることができますが、休みで人の動きが多くなることと感染者の増加とは関係はあるのではと考えられます。また、第5波は変異したデルタ株に置き換わったことで感染力が強くなっていました。ただ9月以降はワクチン2回接種者が増加していて、検査陽性者が激減しました。さらに、今までの陽性者の多くに共通していた「3 密でマスクなしの会話」の機会のある受診者が減少しているようです。

 専門家の意見を参考にすると、第5波が9月以降急激に収束に向かった 大きな要因は、「ワクチン接種完了者の増加による集団 免疫の獲得」「人々の不安、恐怖心からくる行動変容」の2つの変化が主要因と考えられました。ただ疑問に思うのは、緊急事態宣言が解除され、行動制限緩和が進んでいく状況にあって、3ヶ月近く検査陽性率が持続的に下がり続けている現実に、病原体の変化による感染力の低下も収束に影響をおよぼしているのではと推測されます。
 過去のデータで「スペイン風邪が2年2か月で収束」を参考にするなら、そろそろ収束期に入るかなと希望的観測をしていました。
 そんな中、12 月に入って、南アフリカ由来の新型コロナ変異株「オミクロン株」の感染が、空港検疫や待機中宿泊施設で確認されました。国内に入って市中感染が起これば、感染力がデルタ株の2~4倍といわれ、デルタ株からオミクロン株へ置き換わった第6波が想定されます。
 今はできるだけオミクロン株の国内への侵入を 遅らせて、ブースター接種を進めることが重要です。オミクロン株が市中に出現したとしても、私たちにできる 感染対策は変わりません。手洗い励行、3密を避ける、マスクを着用するなどの感染対策をこれまでどおりしっかりと続けることが重要です。
 
 昨年の日高クリニックは、コロナが落ち着くにつれ、 徐々に小児科も内科も患者数が伸びてきました。在宅部門のグループホーム、デイケア、認知症対応デイサービスは順調に利用者を増やしてくれました。

 今年は寅年です。阪神タイガーズファンとしては、今年こそ林の中から獲物を狙う虎のように、虎視眈々と優勝を狙ってほしいものです。
 この新しい年が、より良き年になるように祈念しまして、新年の挨拶とさせていただきます。

2022年01月04日

令和3年 院長年頭所感

 明けましておめでとうございます。


 皆さんご存じの通り、昨年1月に日本で新型コロナウイルスが発生し、これまで経験したことのない流行となり、医療、経済、果ては日常生活にまで大きな打撃を受けました。最初は中国・武漢の話と考えて、このような世界的なパンデミックになるとは考えていませんでした。

 変動はありましたが、12月下旬になっても新規感染者は減少する気配もなく、市中感染症、家庭内感染症の様相を呈しています。個人が三密に注意して、手洗い、マスク、周囲の消毒を励行するだけではこの流行を抑えることはできないのではないか、個人の行動をもっと抑制しなければと考えざるを得ません。一方でワクチンの開発が進んでいて、今年の初めには日本でも接種できるようになる明るい兆しが見えます。迅速診断、ワクチン、そして治療薬が揃い新型コロナウイルス感染症が一日も早く終息することを願ってやみません。


 コロナ禍のなか私が気になった報告がなされました。2020年に産まれる子どもの数が84万人台半ばで、この10年間で20万人も減少しているそうです。日本の少子化に歯止めがかかりません。さらに、コロナ禍の影響を受け、2020年の妊娠届出数は前年比大幅減で推移しているそうです。コロナ禍は婚姻数の下振れも招いていて、2021年以降さらに少子化が加速する状況です。

 コロナ禍による少子化の加速を防ぐためには、経済支援を含め、若い世代が安心して結婚、出産、子育てができる社会環境を構築することが不可欠だと思います。

 国を挙げて不妊治療に力を入れるとありますが、まずは結婚するカップルが増えることが大前提です。少子化が続くと私と同じ小児科医を目指す若手の先生方も増えないのではと危惧します。


 昨年の日高クリニックは、コロナ禍での受診控えの影響なのか、内科、小児科の患者さんが減りました。在宅部門のグループホーム、デイケア、認知症対応デイサービスは順調に利用者を増やしてくれました。在宅部門も外来も厚生労働省からの感染対策マニュアルに則って予防対策をしていますので安心して御利用してくださいね。


 2021年は丑年です。丑年は粘り強さを持って、着実に物事を進めていく年と言われます。去年から続くコロナ禍と言う難局を乗り越えるのに適した年であると思います。
 皆様と一緒にこの荒波を乗り越えていきましょう。この新しい年がより良き年になるように祈念しまして、年頭の挨拶とさせていただきます。

2021年01月04日

◆新型コロナウイルス感染予防対策として◆


トップ項目に【新型コロナウイルス感染予防対策として】を追加しました。



 当院では、新型コロナウイルスの感染症対策を実施しています。
         ↑
      ※詳しくはクリックしてご確認ください。

 受診される皆様におかれましても、マスク着用・手指消毒を徹底し、感染予防にご協力よろしくお願いいたします。

日高クリニック 院長 

2020年10月10日

認知症カフェ 開催しました!

 

認知症カフェ“あったかカフェ”について詳しくははこちらへどうぞ!(^^)

 

 

○令和2年7月10日(金)認知症カフェ“あったかカフェ”開催しました!


新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、しばらくの間開催を休止していた“あったかカフェ”を開催しました(^^)
参加した皆様はそれぞれ感染対策としてマスクの着用や3密を避け、手指消毒を徹底しました!

今回は暑い夏に向けて「うちわ作り」を行った後、コーヒータイム!
それぞれ作ったうちわを見ながら美味しくコーヒーをいただき、和気あいあいとした認知症カフェを開催できました(^^)

 

うちわ作り風景!それぞれ思い思いに作成されていました!

作ったうちわを見ながらコーヒータイム!デザートも職員の手作り!

上手にうちわが完成しました!この夏に活躍しそうです(^^)

 

 

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○令和1年7月12日(金)認知症カフェ“あったかカフェ”開催しました!


今回も、にぎやかな認知症カフェを開催することができました!
日高ギタークラブによる生演奏、弾き語り、またギターの音楽にのって参加された皆さんで懐かしい歌を合唱!
そして音楽を楽しんだ後は、コーヒータイム(^^)ゝ
地域の方々や、ボランティアの皆さんと一緒に楽しい時間となりました!
次回は9月開催です!楽しみですね!

日高ギタークラブの皆さん!ありがとうございました!

懐かしい曲を皆さん一緒に合唱しました!


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○平成31年3月8日(金)認知症カフェ“あったかカフェ”開催しました!


この日も認知症予防に興味のある地域の方々に参加していただき、ひだかの里入所者様も
一緒に認知症カフェ開催しました(^^)ゝ
午後1時30分から3時までと限られた時間のオープンですが、参加された皆様は思い思いに
作品を完成させ、コーヒータイム!
今回も入居者様も地域の皆様も楽しそうにカフェタイムを過ごされていました(^^)ゝ


 

色使いといい、タッチといい、良いですねー!

 

 

書き込まれた言葉にも奥深さがあります(^^)ゝ

 

 

「出会いは宝物!」桜に目白が可愛らしい!

 

 

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○平成30年11月9日(金) 認知症カフェ“あったかカフェ” 開催しました!


この日はグループホーム入居者様や、地域にお住まいの方、グループホーム職員等総勢30名ほどが参加(^^)
来年の干支の猪(いのしし)の正月飾りを皆でワイワイ賑やかに作成した後、コーヒータイム!
2ヶ月に1度の“あったかカフェ”オープン!
入居者様も地域の皆様も楽しそうにカフェタイムを過ごされていました(^^)ゝ

 


入所者様の作成した来年の干支「猪」の正月飾り!

 


ひだかの里めだかホールで正月飾りを作成!

 


貼り絵の先生指導のもと、利用者様1人1人が作成されました!
上手に出来てるでしょ(^^)ゝ

 

 

2020年07月18日

ひだかの里 トリアージ災害研修会を開催しました!

 2月22日(金曜)グループホームひだかの里で災害時におけるトリアージタグの取扱い研修会を開催しました!

 近隣地域の方にも参加の声掛けをさせていただき、ひだかの里入所者、職員を含め当日は総勢50名近い方々が研修会に参加!研修会では、日高村健康福祉課や仁淀消防組合の協力を得ながら、「トリアージって何?」という基本的な事から、実際に使用方法まで学びました(^^)

 ひだかの里は“比較的少人数の対応が望ましい認知症の方など”を要援護者対象とした日高村福祉避難所に指定されています。災害時にトリアージを実施する可能性としては低いかもしれませんが、地域の方々を交えて、今回このような研修会を開催できたことはとても有意義なことと思いました。


ひだかの里施設長 兼 日高クリニック看護師長より、開会の挨拶(^^)

 


仁淀消防組合の消防隊員によるトリアージ説明・取扱い講習!

 


実際に手に取って、トリアージ取扱い方法を学びました(^^)

 

 

2019年02月22日

防災炊き出し・防災器具取り扱い訓練を実施しました!

 7月5日、グループホームひだかの里において、南海トラフ地震に備えた防災炊き出し・防災器具の取り扱い訓練を日高クリニックと合同で実施しました。

 

 当日は雨天のため、場所を屋内に変更し、10時に地震が発生したとの想定で訓練開始。男性職員が防災備品のある倉庫に走り、福祉避難所として日高村から支給されている小型発電機や灯光器のほか、防災テントやトイレ用のプライバシーテント、ガスコンロ、テーブル、鍋、やかん、食料などを運び出しました。初めて広げるテントに多少手こずりましたが無事設置できました。パック米は、水から作る方法とお湯から作る方法で比較してみました。水を入れて作ったパック米はパックに付着してなかなか取りづらいことが分かりました。パックを温める水は、備蓄用の水のうち、ちょうど消費期限が来て飲料には使えない水を有効活用し、6リットルの水が沸くのに40分ほどかかりましたが、1パックで2個のおにぎりを作りました。そのほかラーメンや缶詰を職員みんなで試食し、入所者さんにも提供し防災食を体験していただきました。

 

 今回の訓練では、コンロの形状によってやかんの大きさが合わずコンロから煙が出たり、テーブルが食料でいっぱいになって作業がしづらかったりと、実際にやってみて分かったことがたくさんあり、とても貴重な訓練となりました。なお、今回使用したテントやガスコンロ、携帯充電ラジオは、今年1月に退職された元看護師長の矢野道恵様からの寄贈品です。おかげさまで充実した訓練を行うことができました。今回の経験を次回に生かし、今後も繰り返し訓練を行う必要性を職員全員が実感しました。

2018年07月05日