平成30年 院長年頭所感

 明けましておめでとうございます。
 平成28年は申年、平成29年は酉年、そして平成30年は桃太郎伝説の鬼退治に向かう3番目の仲間である戌の年です。サル、トリは飼ったことがありませんが、イヌは現在家にいます。それも12年前の戌年に産まれたプードル(名前はマーブル)です。子どもたちが県外に出ているわが家ではマーブルはかけがえのない家族の一員であり、私たち夫婦の緩衝材になっています。マーブルの日常を考えると非常に規則正しく、妻の布団から一緒に飛び出し、妻のそばか、視界に妻が入る位置にいつも寄り添っています。そこに私が割り込むことはなかなかできませんが、食べ物をもらう時と、散歩に行くときは、目を輝かせて近づいてきます。丸1日マーブルといると、イヌ特有の仕草が分かってきます。いろんな臭いを嗅ぎ分け、いろんなことに聞き耳を立て、あきらめることなく玩具を追いかけます。こんなにいつも変わらないマーブルを見ていると、本当に癒されます。
 さて、昨年、日高クリニックは特筆すべきことが2つありました。1つ目は、2か月かけて外壁を修繕し、赤レンガ色といいますか、熟したトマト色に生まれ変わったことです。患者さんの評判も上々です。2つ目は、昨年10月に待望の新しい看護師長が着任したことです。新しい柱が加わったことで、外来診療やデイケア、グループホーム、さらには日高村との医療連携も以前にもまして円滑に進んでいます。
 昨年の流行語大賞は予想通り「忖度」でした。以前は単純に相手の心を推測するときに普通に使われていました。しかし、最近では、上役に気に入られようとして、その意向を推し量る場合に使う用法が増えています。「役人が政治家の意向を忖度する」「下位の力士が横綱の意向を忖度する」となると、賄賂や違法性があるかのような悪いイメージを与えます。しかし、敢えて平成30年に向けての私の気持ちを述べさせていただくと、従来の忖度の理解で「患者さんの心を忖度して、より良い医療、介護を提供する」となります。
 最後になりますが、この新しい年がより良き年になるように祈念しまして、年頭の挨拶とさせていただきます。皆さん今年もよろしくお願いします。

2018年01月01日